記事入力 : 2012/04/28 10:50
偽造部品納入:原発幹部の口座に巨額の入金
幹部も上納を受けていた可能性について検察が捜査開始
原子力発電所に偽造部品を納入させ、その見返りに金品を受け取った容疑で逮捕された技術者が所有する他人名義の口座に、10億ウォン(約7100万円)が入金されていたことが分かり、検察がこの資金の出所について捜査を進めている。検察はこの資金について、別の納入業者から受け取った賄賂の可能性もあるとみて、資金の流れを追跡中だ。さらに検察は、原発の幹部にも資金が流れた可能性があるとにらんでいる。
蔚山地検特捜部は27日、先日身柄を拘束した月城原発制御計測チームのリーダーC容疑者(49)の口座に、賄賂の疑いが強い10億ウォンが振り込まれていたと発表した。検察の捜査関係者は「C容疑者はここ数年、他人名義の口座に自ら現金を入金していた。その額が非常に大きく、また口座も他人名義になっていることから、これは別の納入汚職に関連するとにらんで裏付けを進めている」と語った。
C容疑者は霊光原発に勤務していた昨年4月、偽造部品(シーリングユニット)の納入を見逃す見返りに、1億ウォン(約710万円)を業者から受け取ったとして先日逮捕・起訴され、また27日には別の納入業者から8000万ウォン(約570万円)を受け取った容疑も浮上した。検察は同じ27日、C容疑者に現金を渡したソウルのある企業の専務S容疑者(50)の逮捕状を申請し、また数々の汚職にからみ現金を渡した疑いのある別の納入業者10社にも捜査を拡大している。さらに検察は、先に身柄を拘束した古里原発のH容疑者についても、別の複数の納入業者から総額1億ウォン以上の金品を受けとったとみて、裏付け捜査を進めている。
蔚山= 金学賛(キム・ハクチャン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版